めのや

出雲,のや
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出雲大社から全国へ、まがたまの素晴らしさを発信します!!

出雲大社は年に一度、全国の神様が集まって縁結びの話し合いをすることで知られています。
当店は、そんな出雲大社の正門前に位置し、
原石や勾玉関連のアクセサリーはどこの系列店よりも充実しています!
献上勾玉の製作元として、当店では皇室や出雲大社にも献上をしたことのある
「美保岐玉」や、重さ180キロの巨大な水晶勾玉をご覧いただけます。

出雲大社にお越しの記念に、あなただけの特別な勾玉を見つけていただけるよう、
お手伝いいたします。

良質な石を見分ける勾玉職人の目利力

弊社は118年前からめのう細工を行っており、今から6年程前の2012年10月、
約50年ぶりに出雲石が採掘致しました。これもたまたま山肌に脈が浮き出ているのが見えた事から、四代目新宮正朗が重機をレンタルして採掘したものです。
その際に採掘した量で、あと50年ほどは出雲石の勾玉を作り続けられると思います。
ですが裏を返して、あとたった50年分しかないと考えれば、
その貴重さをご理解いただけるかと思います。

出雲石は緑色が濃いほうが良いのか?

出雲石の中心部は非常に濃い緑色になる事が良くあります。
緑色が濃い、という意味では薄皮が付いているほうが良いのかもしれませんが、
緑色が濃ければ濃い程、色は均一になっていきます。
逆に緑色が薄い部分は独特の色むらがあり、同じ模様が二度とない一つ一つに個性のある原石でもあります。
緑色が濃いほうがいいのか薄いほうがいいのかは、その人の好みによる部分が大きいと言えます。

日本最高品質の碧玉、出雲石

出雲石の特徴は、なんといっても「日本最高品質」という点です。
日本国内で“めのう”の産地はいくつかありますが、
良質な青めのう(碧玉)が採れるのは玉造温泉の花仙山のみです。
めのうそのものは全国のめのうの産地で多少・・採掘されています。
しかし特に質という点では出雲石にとてもかないません。
また量も極めて少量採掘される程度で、基本的には青以外の色での採掘であったようです。
色、艶等の質の面でも日本最高品質である出雲石が花仙山で豊富に採掘できたからこそ、
他の石と違いこれほどまでに全国各地にその名が知れ渡ったのではないかと思います。

古に遡る出雲石の歴史

出雲石の歴史は大変古く、弥生時代・古墳時代まで遡ります。
出雲石が発見されたのは恐らく弥生時代といわれており、
それまで日本の中で緑色の石といえば糸魚川の翡翠でしたが、
出雲石が発見されてからは出雲石に変わってきました。
弥生後期からは全国で花仙山の出雲石が用いられ、
古墳時代に入ってからは当時の大和王権が各地の首長に配布する物の中に出雲石の勾玉が加わります。
弊社の運営する「いずもまがたまの里 伝承館」のミュージアム内では地図付きで展示していますが、
古墳時代に作られた全国の古墳を調査した結果、北は函館~南は宮崎南部(鹿児島との県境付近)まで
花仙山産出雲石で作られた勾玉が出土しています。

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